やるべきこと(ラグビー日本代表戦を観て思ったこと)
2013年 06月 15日
ラグビー日本代表がテストマッチでウェールズ代表に初めて勝った。
相手はベストメンバーでないようだけど、
れっきとしたテストマッチ(ナショナルチーム同士の公式な試合)で、15点差での快勝!!
先日の渋谷の交差点の若者たちみたいに、だれ彼なくハイタッチして回りたいくらいだ。
秩父宮に行けばよかった!!!
高校の頃ラグビーをやっていて、その後も割と観戦していたし、
青年団+文学座のラグビー芝居に出て、茗溪学園に合宿までして(辻高志さんや徳増浩司先生にお話を伺ったりもした)、ラグビー好きな気持ちは結構続いていたけれど、最近は全く触れておらず、知っている選手はわずか(大野選手、五郎丸選手、畠山選手、廣瀬選手、あと田中選手とエディ・ジョーンズ監督くらい)。
なので、久しぶりにテレビ観戦して、そのクオリティの高さにとても驚いた。
(ワールドカップが始まって以降くらいからの)日本のラグビーというと、
すぐにボールを落とす、ボールを持っても戸惑う、なかなか意図が見えない、前へ進まない、進みかけると密集のペナルティで相手ボールにしてしまう、
タックルが高くて止まらない、急にぽっかり空いた穴をつかれて大幅ゲインを許す、力負けしてやむを得ずペナルティで止める、諦めてるように見える、
なんていう印象を持ってしまっていた。
けれど、今日観た試合の日本の選手たちはまったくそうではなかった。
ボールがしっかり繋がる、ミスがとても少ない、意図が明確にあるように見える、
タックルが低い、相手の進むコースをうまく切っている、人数が不利でもタックルを決める、最後まで諦めない、声をよく掛け合っているように見える、
という印象。
ラグビーがきちんと成立していたので、ゲームとしてとてもラグビーを楽しめたし、
その上日本代表を心から応援できた。
そのことがとても嬉しく、驚いた。
僕が高校生の頃から数年くらいをピークに、ラグビー人気はがたっと落ちた。
競技人数も減って、2~3校合同で大会に参加する高校もたくさんあるらしい。
街でサッカーのレプリカユニフォームを着るひとは見ても、ラグビージャージを着るひとなんて滅多に見ない。
そんな時代に、こんなに忍耐と痛みと苦しみを伴う行為を地道に繰り返すスポーツを、徹底的に追究していく理由を見つけるのは相当に難しいと思う。
ラグビーでやるべきことの大半は日常的な感覚ではできないことだ。
低い姿勢でデカい相手に頭から突っ込んでいったり、倒れてはすぐ起き上がって走っていったり、前へ進むのにボールを後ろにしか投げてはいけなかったり……
それを「そこそこ」にせず、低さと地道さを追究し、デカくて速くて硬くて強い相手に立ち向かっていく。いくだけでなく、どう勝つか、どう戦うかのイメージを共有し、諦めずに最後まで貫く。
やるべきことをきちんとやり続けていくことで道は少しずつ開けていくのかもしれない。
今日の日本代表のように。
なんか、とても勇気をもらった。
※更新の多さと内容の面白さが素晴らしいラグビー解説者 村上晃一さんのブログ「ラグビー愛好日記」が、早速更新されていました。
「歓喜の秩父宮ラグビー場。あちらこちらで握手し、涙する観客の姿があった。」のラインを見て、目頭が熱くなりました。
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れっきとしたテストマッチ(ナショナルチーム同士の公式な試合)で、15点差での快勝!!
先日の渋谷の交差点の若者たちみたいに、だれ彼なくハイタッチして回りたいくらいだ。
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高校の頃ラグビーをやっていて、その後も割と観戦していたし、
青年団+文学座のラグビー芝居に出て、茗溪学園に合宿までして(辻高志さんや徳増浩司先生にお話を伺ったりもした)、ラグビー好きな気持ちは結構続いていたけれど、最近は全く触れておらず、知っている選手はわずか(大野選手、五郎丸選手、畠山選手、廣瀬選手、あと田中選手とエディ・ジョーンズ監督くらい)。
なので、久しぶりにテレビ観戦して、そのクオリティの高さにとても驚いた。
(ワールドカップが始まって以降くらいからの)日本のラグビーというと、
すぐにボールを落とす、ボールを持っても戸惑う、なかなか意図が見えない、前へ進まない、進みかけると密集のペナルティで相手ボールにしてしまう、
タックルが高くて止まらない、急にぽっかり空いた穴をつかれて大幅ゲインを許す、力負けしてやむを得ずペナルティで止める、諦めてるように見える、
なんていう印象を持ってしまっていた。
けれど、今日観た試合の日本の選手たちはまったくそうではなかった。
ボールがしっかり繋がる、ミスがとても少ない、意図が明確にあるように見える、
タックルが低い、相手の進むコースをうまく切っている、人数が不利でもタックルを決める、最後まで諦めない、声をよく掛け合っているように見える、
という印象。
ラグビーがきちんと成立していたので、ゲームとしてとてもラグビーを楽しめたし、
その上日本代表を心から応援できた。
そのことがとても嬉しく、驚いた。
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そんな時代に、こんなに忍耐と痛みと苦しみを伴う行為を地道に繰り返すスポーツを、徹底的に追究していく理由を見つけるのは相当に難しいと思う。
ラグビーでやるべきことの大半は日常的な感覚ではできないことだ。
低い姿勢でデカい相手に頭から突っ込んでいったり、倒れてはすぐ起き上がって走っていったり、前へ進むのにボールを後ろにしか投げてはいけなかったり……
それを「そこそこ」にせず、低さと地道さを追究し、デカくて速くて硬くて強い相手に立ち向かっていく。いくだけでなく、どう勝つか、どう戦うかのイメージを共有し、諦めずに最後まで貫く。
やるべきことをきちんとやり続けていくことで道は少しずつ開けていくのかもしれない。
今日の日本代表のように。
なんか、とても勇気をもらった。
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「歓喜の秩父宮ラグビー場。あちらこちらで握手し、涙する観客の姿があった。」のラインを見て、目頭が熱くなりました。
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by blancbecbbkyamada
| 2013-06-15 17:59